2002年7月30日より、オレンジネットのSMTPサーバ(送信メールサーバ)をお使いになってメールを送信される際に、事前にメール
の受信作業を行って頂き、予めPOP認証(メールを受信する作業)を行って頂く必要がございます。これは、スパムメールに代表される不正なメールの発信と中継の防止が目的で、受信作業を送信の前に行って頂く事により、送信者の身元をはっきりさせる事ができ、また大量のデータを送る必要のある不正メールを、送信の時間に制限を設ける事により、送信しにくくする為の措置です。何卒ご理解のほどお願い申し上げます。
・ なぜこのような制限が必要なのですか?
・ この制限は私に関係ありますか?
・ 具体的な操作を教えて下さい。
・ 携帯端末で送信ができません。
・ メールソフトの送受信ボタンを押すとエラーが表示されます。
・ 各メールソフトに共通の操作はありますか?
・ 一度送信に失敗したメールは、もう二度と送信できませんか?
・ メールソフト別対処方法
・ POPbeforeSMTPに適しているメールソフトのご紹介
Q1 なぜこのような制限が必要なのですか?
A1 SPAM(スパム)と呼ばれるメールによる被害を防ぐためです。
従来弊社で行っておりました、From:行で弊社のお客様を識別するだけの制限措置では、不正なメールの送信や中継を防止する事がきわめて困難な状況が多くなりました。このため、より有効な制限措置として「POP before SMTP」という方式を導入するに至りました。
インターネット利用者数の爆発的な増加にともない、インターネットは、きわめて重要な情報媒体としてその存在価値はますます高まっています。この貴重なインターネットという財産を守る事は、すなわちインターネット利用者であるお客様の利益に直結する事だと考えております。ご不便をおかけすると思われますが、何卒ご理解の程、お願い申し上げます。
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Q2 この制限は私に関係ありますか?
A2 ございます。
オレンジネットのSMTPサーバ(送信メールサーバ)をご利用頂くお客様すべてに制限がかかります。お客様が弊社のアクセスポイントをご利用頂いているかいないか
に関わらず、すべてのお客様がメールを送信される前に受信の作業が必要となります。
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Q3 具体的な操作を教えて下さい。
A3 主なメールソフトは別ページにてご案内させていただいております。
具体的な操作は、下記の メールソフト別の対処方法を参照になさってください。
ただし、どのメールソフトにも共通している操作は、メールを送信される前にメールを受信する作業を行って頂く事です。この場合、お客様宛てのメールがあるか
ないかに関わらず、一度受信作業をして頂く必要がございます。受信作業後10分間は送信できますが、その間に一度接続を切ったり10分以上送信しませんと、
再度受信の作業が必要になりますので、ご注意下さい。
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Q4 携帯端末で送信ができません。
A4 再び受信操作を行うことで対処可能です。
一部の携帯端末で送信が出来ないといった事例が報告されております。これは、端末の性質上、受信した後に一度接続を切ってしまうために、POP認証が持続されない為に起こるものです。具体的に確認されている機種は、SHARP ザウルス MIシリーズ、
NEC Mobile Gear Mkシリーズなどです。これらの機種の場合でも、受信は特に問題ございません。詳しくは こちらをご覧下さい。
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Q5 メールソフトの送受信ボタンを押すとエラーが表示されます。
A5 気にせずに再度送信操作を行ってみてください。
「送受信」のボタンを押した時、受信作業と送信作業を同時に行うタイプのメールソフトの場合には、エラーメッセージが現われます。
対処としましては、このエラーのウィンドウを消して頂いた後、再び「送受信」ボタンを押して頂く事によって、送信が正常に行われます。
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Q6 各メールソフトに共通の操作はありますか?
A6 前提として送信の前に受信の操作をして下さい。
メールソフトによって操作の方法は変わりますが、メールを送信する前にメールを受信する操作を行って頂く事は、すべてのメールソフトに共通です。
マイクロソフト社のアウトルックエクスプレスなどのように、送信と受信の両方の作業をボタン一つで行う方式のメールソフトでも、
プルダウンメニューなどから受信の作業だけを選んで、先に行って頂く必要がございます。万が一、エラーが出現した場合でも、エラーのウィンドウ
を閉じて頂き、再び「送受信」のボタンを押して頂く事で、送信を行う事ができます。
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Q7 一度送信に失敗したメールは、もう二度と送信できませんか?
A7 原則として再度送信する事ができます。
原則としまして、エラーが出ても所定の操作を行って頂く事で、再度送信していただく事が可能です。この操作はメールソフトによって異なりますが、
エラーが出た後にメール受信の操作を行い、再びメールを送信の操作をしていただく事によって、送信は可能になります。
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